坂田銀時と恋に落ちる?

□The Candy Bar
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「…あ…っ…ゥン…はぁ…っ銀時…んっ」

梨花のイキそうな顔をみるのは、とてつもなくそそられる。特に焦らして焦らして、やっと快感を手に入れた時の顔は、もっとめちゃくちゃに壊してやりたいくらいに、腰を振りたくなるんだよなァ。

ヤべぇ…
今日も俺の下で淫らに鳴く梨花が可愛くてしょうがねぇや…
もっと気持ちよくしてやりてぇな…
あぁ…ダメだ!イキそうだ…

最初の頃は声を出すのも恥ずかしそうで、もっと気持ち良くして鳴かせたいなんて思いながらヤってたっけな。
今はだいぶ俺の調教に慣れてきたし…なんか違う事してぇなァ。

俺は天井を見つめながらボンヤリと考えていた。隣には疲れ切って眠りについた彼女がいる。しばらく寝顔を眺め、それから視線は首すじ、鎖骨、肩を辿って、腕、手首で留まる。男と比べるとかなりか細く、自分の片手で彼女の両手首をいとも簡単に掴み、ベッドに縫い止める事が出来たのを思い出した。

梨花には悪いけどあの時はスゲぇ興奮したよなァ…。あいつの濡れ方もいつもよりよかったよ?

俺は梨花の寝顔を覗き込む。

でもあの後、スゲぇ怒ったし…

髪をクルクルと指先で絡める。

怒った理由考えたらよォ…優しく愛してやれば…大丈夫ってコトか?

梨花の髪にキスをしたり、頬をなぞったりして、微睡みを誘う。

「…ぅん…」

瞼に軽く唇でなぞるように触れると、梨花の上に組み敷いた。脚の間に身体を割り込ませ、ゆっくりと彼女の両手を上げさせて、両指を絡めるように軽く握る。
すると、梨花の方からも軽く握り返してきた。気を良くした俺は、そのまま指からスルリと抜け、手首を軽く握る。
梨花は特に嫌がる様子もなく、俺のキスを受け入れた。

「梨花…嫌じゃない?」

「…何が?…」

不思議そうな顔をして、質問に返す。

「…じゃあ、これは?」

今度は左、片手で梨花の両手を頭の上、布団に縫い付けた。
右手で頬をなぞり、優しく見つめた。あいつの表情が一瞬止まったが、優しい視線に心を落ち着かせて行った様子だった。

「恐いか…?」

梨花は何も言わずに微笑んだ。

「この間は嫌だったんだろ?」

「…今はちゃんと私を大事にしてくれてるでしょ?無理矢理するのに、こんなことされたら嫌だけど。」

俺は何も言わずに、梨花の胸の先端を口に含め、舌で転がし、そして胸元を舐め取りながら、首すじをのぼると、耳もとで囁いた。

「優しくするからさァ…今度縛っていいか…?」

一瞬、梨花の表情が固まったが、感じてしまっている自分の身体に嘘をつけなかったようだ。静かにコクリと頷くと、俺はしてやったりと、妖しい笑みをこぼした。
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