Your
ポエム、詞、詩。
投稿板です。
どうぞ、貴方の詞を書き綴っていってください↓↓
長野
[レス書込]
03/10(Sun) 17:14
Чγчγと
mog
スペースお借りします。
長く借りられれば幸いです。
どうぞ宜しくお願いします
(_ _)
HI3H
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03/10(Sun) 19:05
うつろいたしかに
mog
チカッ
ガラガラガッシャーン
雲の上の大騒動
ぽかぽか春めいた陽気の頭に
不意に落ちてきた誰かの激昂
フキノトウも梅の花もびしょ濡れにしてしまった
何が憎いか
突然の長雨
ピカッ
ガラガラガッシャーン
雲の下の大惨事
怒った神様が大きな水瓶を叩き割ってしまったのか
ひっくり返したような雨が滴る
思わぬ天からの災いに
飛沫に裾を濡らされてしまった
それでもなお
匂いは青草
音色は小鳥
髪を揺らすは南風
豪雨の中を
疾風(ハヤテ)は凪ぐことはないと微笑む
HI3H
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04/10(Wed) 20:59
散らずの桜
mog
可憐に舞い散る姿を待つ人波よ
咲き誇る命が萌える様を見よ
一片ひとひら
生き生きと笑う
その花たる生き様は
力強い美しさを魅せる
春風に踊る
淡いろの激流は
柔ら日に首をもたげるものを
芽吹く春のごとく
仰ぎ見させる
鮮烈にて怒濤
不散(チラズ)の桜
春深まれば
舞うも散るも
人も同じ
HI3H
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09/02(Mon) 22:55
晩夏
mog
寄り添って温めた 右手と左手
いつの間にか 隙間風が吹いて
ふと涼しい温度が 掌をかすめた
長く陽射しが 居座って
入道雲が 肌を濡らすから
少し汗ばんで ふと手を離したの
それだけの はずだった
滲む青空は すじ雲が流れ
ああ
夏がおわる
秋がくる
季節より 足早に
熱を失った 僕の掌は
もう すでに
あんなに 煩わしかった温度を
愛おしく 求めてた
PC
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11/16(Sat) 21:48
ありふれた独白
mog
疲れ知らずな体躯を走らせ
道なき道を
覚えたての「正義」を掲げ
主人公をひたすら演じた
乾いた陽射しが心地よい
自らの幸せを噛みしめた
幼き日
目の前のものすべてを輝かせていたのは
誰のおかげ?
疲れのたまりきった器の身体
重く腰を降ろしては
言い飽きた「現実」を白旗に
裏方の自分を鏡に映す
「正義」を識った頭でっかちは
グルグルと廻る折り合いと妥協に
自らのちっぽけを噛みしめた
現在
昔輝いていた風景が一層輝きを放って僕を遠ざけるのは
僕の仕業といつから気づいたろう
年月を歩ませたのは
誰が僕に何を求めたから?
僕はそれに応えているのだろうか
まだ希望は捨てない
ただただ灰色な
見通しのない僕の行く先
ため息を聞きつけて
あの頃と変わらない
乾いた陽射しが僕を覗きこんだから
「大丈夫だよ」
無邪気に笑って見せた
幼き日のように
HI3H
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