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ポエム、詞、詩。
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長野
[ﾚｽ書込]
03/18(Mon) 23:12
ｐ･ｒｈｙｔｈ･ｍ
玖妙夢堂
『華胥〜muse〜』
不機嫌なミューズの足元では
瞬時に氷は昇華され霞を成す
そこに浮かぶ微笑に惑わされ
惹かれるほど進む更なる深み
どこまで重ねてゆけるだろう
どれほど溶けてゆけるだろう
怖れるのは終わりではなくて
衰えていつか来るだろう果て
いっそこのまま覚めぬ午睡と
永遠とを引き換えられたなら
不可解なミューズの指先へと
刹那の心を舌先から送り込む
やがて浮かぶ桜色に惑わされ
導かれるほど進む更なる深み
どこまで紡いでゆけるだろう
どれほど遺してゆけるだろう
乱れるのは今だけではなくて
離れていても昂まりゆく想い
いっそこのまま覚めぬ午睡と
永遠とを引き換えられたなら
943SH
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08/20(Tue) 10:53
玖妙夢堂
『目眩〜heat wave〜』
限られてゐるから、密邇
瞳の中に一人だけ映して
過ごす季を重ね合はせる
然うする事でしか、最早
安堵は得られなくなって
善惡も倫理さへも忘れて
互ひの存在へと溶け往く
熱さ目眩く、夏の盛りに
限られてゐるから、密通
欲の儘に一部だけ繋がり
溢れる汗を交ぜ合はせる
然うする事でしか、最早
禁斷は埋まらなくなって
追懷も再來さへも絡めて
互ひの體内へと溶け往く
想ひ目眩く、夏の盛りに
943SH
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