□A pitiful rabbit carves outa better future for its own sake.
1ページ/1ページ


A pitiful rabbit carves outa better future for its own sake.



とても寒くなりましたね
きっと今夜も雪でしょう

窓の外は 白銀世界
さしずめ わたしは
凍える白い兎でしょうか

優しい指先が恋しくなって
そっと 手を合わせた

ずっと 春を待ち望んだ
あなたは どう冬を
お過ごしですか
森の向こうは見えないから
あなた思う晴れた雪の日


亡き人を想うだなんて
未練がましいでしょう

過去と今の 二律背反
どうして あなたは
冷たい冬に姿見せるの

過ごした日々が確かだったならまた 春を見たい

ずっと 優しさに包まれた
わたしは どう冬を
乗り越えられますか
森の向こうには春がある
雪を孕んだ晴れた冬空


寂しかったのでしょう
愛しかったのでしょう


ずっと 待ち望んでた春を
わたしは ちゃんと
乗り越えられていますか
森の向こうは暖かだったね
まだ晴れた雪空きれい

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ