□いたくても
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いたくても


少女のおぼつかなさ
幼さ ままならなさ
ぎゅ―、と
胸を痛いまでに
締めつける
一途な恋心


馬鹿だね、と
言ったね
そうよ
あたし 馬鹿なの
言われた本人は
どこ吹く風


何を言われても
夢中で
痛い目をみても
平気で
また 一途な
想いを抱いてる


少女のおぼつかなさ
幼さ ままならなさ
ふわふわ、と
いつだって
行きつく先は
いつも おんなじ 誰か

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