寸書
□1ページ物語
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【この先も】
サッカー部をやめようとおもう。
今から部長のもとへ行く。
きっと周りからは同情を向けられるだろう。お前が簡単にレギュラーを取ったとは言わないが、お前の才能が今は少し恨めしい。
いつのころからか俺はいつもお前の後ろだった。
『拓!PKやろうぜ!!』
『おう!やろう!』
いつか、いつか追いつけると思ってたんだ。
世の中の人間はお前のことを天才と呼ぶだろう。でも、俺は知ってる。お前の努力を。だからわかってしまったんだ。追いつけないと。努力に勝る才能はない。
こんな日は一人でいたい。
俺の中で何も解決できてないから。
俺はまだサッカーがしたい。
「拓己っ!!一緒行こうぜ!」
あぁ、どうしてお前は…
俺の決意はこいつの笑顔一つで消えてしまった
この先も俺はお前に勝てない
【END】
初お題よりです。ん〜語ってる子は”拓己”って名前出てきてるけど、”お前”は出てきてませんねww
青春って感じですね
書いてて、あれ?ん?途中から変な感じですが、お気になさらず(-_-;)