寸書

□青天
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夢は遠くなってしまった



願っていたあの場所はあとわずかで手に入れられたのに指先をほんの少しかすめただけだった



未練がましくしがみついては悲しさが募るばかり



時間が解決するのはいつなのだろう




できれば、できることならこの足であの芝の上をもう一度踏みしめたかった




願いはもう遠く






―――青天―――
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