main壱


□微熱
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沖「……ん………」

土「総悟!起きたか?」

沖「何でここに…?」


目が覚めたら、なぜか、俺は自室に戻っていたのだ。


土「俺が運んだんだよ。」

沖「なんてことするんでィ!!」

土「は?」


あ。
間違えた…

俺は恥ずかしさのあまり、叫んでしまった。


土「テメェが急に倒れるからだろ。」

沖「……」

土「無視すんな。」

沖「………」

土「だ・か・ら、無視すんな!」

沖「…土方死ねコノヤロー」

土「何でだよ!
 てか、何でだよ!」

沖「何同じ事二回も言ってるんですか?
 土方さん、バカなんですかィ?」

土「うるせー!
 そして俺はバカじゃねー!」

沖「何でそんなに……………
 カッコいいんですかィ?」

土「………総悟、今、何つった?」

沖「何でもないでさァ。
 い、今のは、
 気にしないでくだせィ……」

土「気にすんに決まってんだろーが。」

沖「死ね土方。」

土「何でだよ!」

沖「好きな人には
 イジワルしたくなるんでさァ。」

土「///……今日の総悟、
 素直だな。」

沖「土方さんのクセに
 うるさいでさァ。」

土「その暴言も好きの裏返し?」

沖「さぁ?」

土「お前に熱がなけりゃー、
 今すぐヤってるな。」

沖「俺、熱なんですかィ?」

土「あぁ。
 けっこう高いぞ?」

沖「そーですか。
 なんかァ
 土方さんの近くにいると
 いつも熱っぽくなるからァ
 良く、分かんないんでさァ…」

土「ばか。
 そんな事言われたら
 犯したくなるだろ…」

沖「犯して、くだせィ………」

土「煽るな、総悟。」

沖「俺は本気でさァ…」




土方さんが俺に覆い被さった。
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