花宴 上
□野紺菊
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その翌日の里は大騒ぎだった。
里一番の一族が虐殺されたのだからむりは無いが、
月世はぼんやりとうわの空だった。
そんな中でももちろんサスケの事が心配で、
病院に行くとサスケはすっかり変わっていた。
前の、無邪気な屈託の無いサスケではない。
「月世・・」
「サスケ・・、恐かったでしょう・・」
「俺、強くなる。あいつに復讐する」
「サスケ・・」
月世は悲しくて見ていられなかった。
もう、取り返しのつかないことになっている。
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