花宴 上

□野紺菊
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里では、すぐさま追忍が編成された。
が、捕まるはずも無く、次の一班で打ち切りが決定された。

月世はイタチに捕まって欲しいような、このまま逃げ延びて、
どのような形であれ生きていて欲しいような、狭間に立たされていた。

そして月世は悩んだ末に、イタチ捜索の任務に立候補した。
固い決意を胸にして。

「月世はイタチの幼馴染だし、暗部で小隊も組んでいた・・
見つけられるかもしれません」

他の暗部や上忍の推薦もあり、その任務に就くことが決定した。
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