無限大の世界。
□プロローグ
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私、空羽美陽は、子供のころから愛されていた。
私が笑えば皆も嬉しそうに笑う。
私が泣けば皆も悲しそうに泣く。
私が喜べば皆もすっごく喜ぶ。
私が怒れば皆も狂ったように怒る。
それが、当然だった。
いつからか、私の考えは
[男を落とすもの、女は味方につける]
そんな感じになってた。
私は誰もが振り返る美貌を持っていた。
だから、
だから、
だから、
私は―・・・
全てが自信と欲望になっていた。
いつからか、悪魔になっていたんだ。
私は。
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