遠回り。
□2
1ページ/3ページ
んふふー。
黄瀬くんのメアドGET!
これって、向こうも私が嫌いじゃない
つめ考えて……いいんだよね?
そうだよね!
「あはっ!はるー見て見て!
このアクセ可愛くない?」
『え、うん!!』
今日は始業式で学校は午前で終わり
裕夏とのんびり帰ることにした。
「あっ。
はるは早く家に帰って涼平くんとメールしたいんだったねーごめんごめんー(ニヤニヤ)」
『べ、別にそういうわけじゃ…!』
そういうわけある。
めっちゃある。
だって黄瀬くんとメールできると思うと
嬉しくていてもたってもいられないもん。
大好きな彼からメアドもらったら
舞い上がって、期待しちゃうよ。
「なーに、一人で照れてんの?
ほら、早く帰って黄瀬くんとメールするんでしょ?」
『裕夏ぁ〜っ!!良い人!』
「はいはい。ほら、帰るよー?」
『うん!!』