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□午前5時、任務終了
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「ふっ…ん…プロシュート…」






なまえの体をたっぷりの泡をつけた手で優しく包み込む。





なめらかなその肌は泡で余計に滑り心地がいい。俺自身も、夢中でなまえの体を撫でていく。



後ろから抱き締め、上半身の二つの膨らみを寄せあげるようにして愛撫すると、感じているのか俺の腕から逃れようとしていた。






「俺よりずっと年下のくせしてエロい体してるよなぁ…?」




耳を舌でチロッ、と舐めると全身を震わせるなまえ。



「あぁんっ…プロシュートの手が…気持ち、いいのっ…」




甘く吐息混じりに喘ぐのを聞くと、静かに息を潜めていた欲求が限界に達しそうになる。






「馬鹿、まだこれからだぜ?止めろって言われても絶対止めねぇからな。」





きゅっと胸の頂点を摘まむと、




「ひっ………あぁんっ…!い…痛くしないでっ…」




と、弱々しく言葉を吐き出す。




「…優しくしたらイイのかよ?」




今度は指先でかすめるように弾いてやる。ふるん、と小刻みにその可愛らしい胸を揺らし、ますます息を荒くした。





なまえの下半身に手を伸ばすと、大きく体が反応し、身を捩らせて抵抗した。





「や…もう無理っ、やぁ…」





「じっとしとかねぇと無理矢理犯すぞ?」






背後からなまえを鋭く睨み付け、威圧すると、観念したのか快感に身を委ね始めた。





上下行き来させるように指を滑らせると、すぐにトロッとした感触が伝わる。



柔らかい泡の感触ではなく、ねっとりと絡み付くようなその液体は俺からの快感によってもたらされているもの。









「見ろよ…お前が感じてる証だぜ?こんな濡らしやがって…。」






指の間で糸をひく液体に、なまえは目を背ける。





「嫌…汚らわしいと思わないの…?人を殺しながら生きて…なのに私は快楽を求めてるの…。こんな女…プロシュートは」






言葉を遮るように唇を塞いだ。










「……………っ…んっ…」





「馬鹿…構うか。そんなお前を抱きたくて我慢ならねーんだよ。こうしてるだけですげー熱くなる…。」



なまえを抱いていると普段みたいにクールじゃいられなくなる。自分が壊れていくようだ。なまえだけで頭の中が支配され尽くしてしまう。



ずっと側で暗殺者としての成長を見守ってきたんだ。今更お前が暗殺者だろうが気にするか。



俺は真剣になまえが好きだから…−







「プロシュート…もう来てもいいよ…。」






「もうって…お前の中慣らしてねぇぞ?」





「熱い内に欲しいの…。ね?」






自分で言っておきながら再び耳にするその言葉に、顔が火照っていく。






「…無理すんなよ?」





「はい…。」







細い腰を掴み、自分の下半身に引き寄せると、できるだけゆっくりと挿入していく。







−クソッ、キツいな…。これじゃ俺が持たねぇ…







なまえは唇を噛み締め、めり込むように入っていく俺のモノを締め付けながら、苦しそうに喘ぐ。







「んんっ…あぁーっ…!」







奥まで入ると、大きく呼吸を繰り返し、体をビクつかせた。小さな体で俺の欲求を飲み込んでいくその姿を見るだけで達してしまいそうになる。





目眩がしそうになる程の快感の中、ポタリと汗を落としながら、なまえの中を動いていく。







「はぁぁっ…、プロシュートッ…。っああん!」





「なまえ…苦しいな…。すぐに気持ちよくしてやる。」








小指で俺が丁寧に触れたのはなまえの最も敏感な陰核−




「っああぁぁぁ!?や…!やだそこっ、ひぁぁぁんっ!」







剥き出しになった部分を小刻みに刺激すると、泣き叫ぶかの様ななまえの喘ぎ声で余計に俺は頭に血が上り、めちゃくちゃに壊してやりたくなる。









「なまえ…悪い、俺…もう我慢できね…っ」





「…!?ひゃああぁっ!んああぁぁっ…まっ…私っ…!」







なまえが限界なのを知りつつも、その手を止めずに激しく中を犯していく。必死に押さえていた欲求が弾けてしまった俺は、なまえがどれだけ懇願しても止めてやることはできない。








「あんっ…!プロシュート…お願いっ…あぁん…っ」






「っはぁ…なまえッ…!」






「はっ、離れ…な………でっ」






「……………っはぁッ…!」








"離れないで"



快感に耐えながらやっと発した言葉を聞いた瞬間、なまえの中から下半身を引き抜き、その綺麗な体に欲望をぶちまけた。































「プロシュート、まだ頭が熱いの。」






バスルームでなまえの髪をごしごしと拭いてやると、まだ余韻の残った甘い声で呟いた。






「…無茶して悪かった。もっと優しくしてやりたかったんだが、何つーか…理性がぶっ飛んじまったよ。」






照れ臭さを隠しきれずに顔を背けてしまう。






「ふふ。いつものプロシュートじゃないみたい…あ、もうお日様が昇ってるね。」





タオルの隙間から覗く窓の向こうを見てなまえは言った。日が差し込むバスルームで、俺はまだ幼さの残るその言葉に愛しさでいっぱいになる。







「そうだな…まあ俺達は寝る時間だけどな。」






「はーい…。」









今日もまた、なまえの小さな体を抱き締め、朝日の中眠りにつくのだろう。離さないようにしっかりと抱き締めて。







今日も無事、任務終了−…






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