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□真夜中のキス
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「しつこいなぁメローネは!」










「いいじゃないかなまえ!さあ疲れた俺を癒してよ。」



















真夜中のキス




















「リーダー助けて!メローネに襲われます!」









「嫌いじゃないんだろう、俺のこと!減るもんじゃないし、さ!」













暗殺チームのメローネは仲間であるなまえへ恋心を抱いている。








きっかけはもちろん、「暗殺の舞台で生きてきたこの俺に心を開いて優しく接してくれたからさ。」





と、当の本人は言うのだ。
















「メローネのこと特別扱いしたつもりじゃないんだけどなぁ…。とにかくリーダー、メローネがキスを迫ってきます。助けて下さい。」






「…仲良さそうでなによりだ。」






メローネのアピールっぷりは他の仲間達からしても明らかなので、こういうのは日常だ。もちろんリーダーであるリゾットはよく知っている。












「リーダー公認なんだからいいでしょ?」






「メローネのそういう自分勝手なとこ嫌!嫌いよ!」

















バン!と大きな音を立ててアジトの自室へ引きこもったなまえ。









「…前はあんなこと言わなかったのになぁ。どんどん嫌われてくな…俺。」







寂しげな目をしたメローネを見て、





「まあ何に関してもお前の独りよがりだな。」







と、鼻で笑うリゾットだった。





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