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□エイプリルフール
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「ねぇ
ルフィあたしね

あんたのこと嫌いみたい」




エイプリルフール


ウソップの誕生日だったから
船内中は宴で盛り上っていた



ロビンは「朝まで宴をしているわ」と言って


ロビンが女部屋にいない、夜だから

仲間たちにばれないように、
そろそろ女部屋に行ったはず



女部屋には、

――淡いピンク下着に身を包んだ女
が一人


いつもなら恥ずかしがって
自分から下着姿なんて絶対にしないのに……

そんなことを考えていると


「ルフィ………きて」



なーんて言うもんだから

おれは我慢できずに、その細い身体を激しく求めてしまった、






「……………ねぇ……………ぁん…………ルフィ」



「…どうした………ナミ」

真っ白で大きな乳房に名残惜しく
離れると、


「ねぇ
ルフィあたしね

あんたのこと嫌いみたい」





「………………はぁ??」



てっきり『好き』と言われると思っていたルフィは驚きを隠せない












「んで………なんで…だよ」



ナミの返事はない
ただうつむいてだけだ、



「ナミは………おれのこと

好きじゃなかったのか……」




それでもだんまりのナミ




「ごめんな


おれそんなこと知らなかった


てっきりナミもおれのこと好きだと思ってたから………

でも、おれはナミのこと大好きだから」
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