拾われた少年

□偶然的必然的出逢い
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「おい、大丈夫か?」

そう言われ重い瞼をゆっくり開いた。

目の前にはさっきの青年ともう一人の青年が心配そうに顔を除かせている。

「…ここ…どこ…?」

そう呟くとさっきの青年が安心そうな顔をしたあと

「俺は荻 ユウ、ここは俺の借りてるアパートだ」

「俺は森田 忍、こいつの友達でこのアパートで一緒に住んでる、よろしく」

荻さんのうしろから森田さんが自己紹介した。

「君の名前は?」

森田にそう訪ねられる。

「真白…樹…」

小さな声でそう言うと森田さんが笑いながらちかずいて来た

「あのさーいっちゃん服きるまえにこれ、どーにかしよっか」

そう言って被されていたシーツを剥ぎ取られた、当然俺は全裸だ。

「……」

さっきまで性行為をしていた訳で勃起しているのは当たり前な訳で…

荻さんはすまん、きずかなかったと、謝ってきた。

「…トイレ、行くか…?」

「……」

行きたい、今すぐ行きたい、でも薬のせいで体に力が入らない。

「大人しくするために薬入ってるなこれ」

森田さんはそう言ったあと俺の後ろに腰を下ろした、近くの引き出しから何かボトルのようなものを取り出した。

「なにする気だ忍?」

荻さんがそう訪ねると森田さんは笑いながら。

「大丈夫、大丈夫抜いてあげるだけだからさ」

「…え!」

荻さんがすっとんきょうな声を上げると同時に森田さんの指が俺の性器に絡み付いて来た。

「んぁぁ!…ひぅ…あっ…」

滑った指で上下に扱いて来る、先端を指で抉られ腰が痙攣して揺れる。

「やっ…あひっ…んぁ……」

ひっきりなしにあえぎ声を上げている俺を見て荻さんは不思議そうな顔で森田さんに質問した。

「指だけで感じすぎじゃないか?」

「開発すりゃあ誰だって人一倍感じやすくなる、たとえばこれとか……」

そう言って森田さんはぐっと俺の乳首をつまんだ。

「うぁ!」

背筋に快感がかけ上がる。

「男でも感じるんだな…」

「開発すればだけどねー」

そう言ってまた手を動かす、ぐっと強く握られた瞬間腰が震え白濁を吐き出した。

「んぁぁぁぁ!…はぁ…はぁ…はぁ…」

体がぶるりと震える。

ぐったりと体の力を抜、ゆゆっくり息を整える。

「まずは寝なさい」

そう言って荻さんに頭を撫でられたゆっくりと目を閉じる。

荻さんの手は暖かかった…
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