びすさんと夢の中ぁぁぁぁ!?
□なんなんすかもぉ!
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な...なに...?
「居候させて☆」
ピタッ...
その彼の一言であたしの脳は正常に戻った。
「なんで、どこの馬の骨とも知らん男の人を家に置かなきゃいけないんですか。それに...」
あたしが少々キレ気味で話していると、びすくんは立ち上がって
「...じゃあ、いい...。」
とやや声低めで部屋を出ていった。
家から出ていったのかと思いきや玄関のドアを閉める音もなく、むしろキッチンの方から音がするので様子を見に行ったらそこには...
「(´・ω・`;)...。」
冷蔵庫を開きトマトを貪り食べているびすくんの姿があった。
「ん...もきゃ...もきゅ......」
バンッ!
「なんなんすかもぉ!」
「だってぇ...もきゅ...晴香...もきゃ......がぁ......我が儘......もきゅ......パクッ...ゴクン..........いうから......」
「っあー!あたし頭おかしくなったのかなー!日本語正しく聞き取れないんだけど!!」
「お医者さんにみてもらったら?(´・ω・`)...ジュル......」
「............はぁ...。」
びすくんは悪びれもなく、トマトをひとつ頬張って口元に付いた赤い汁を右手で拭った。
「......なんかもう...いいや...」
「へ?」
「居候したけりゃ勝手にどうぞ。って言ってんのよ!」
「マジで?やったぁ!↑」
「その代わり
バイトしてください。」
「...バ...イト...?」
びすさんこの上ないくらいの可愛いハテナ顔。
「そう、バイト。」