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□俺としたことが…頼む忘れてくれ
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毎日毎日スーツにネクタイ
冷静沈着なわたしの想い人

柏木さん

『ん…柚、なんだ?』
積み上げられた書類から目を離すことなく問いかけられる
「用って用はないんだけど。」

『お前はいつもそうだな』


ぁあ…柏木さんのはにかみは罪だ。
腰が砕けそうだ///

『で、ほんとは何だ?』


敵わないです、あなた様には。

「あ、会いたくて。」
『誰に?』
「いぢわる。」
『ふっ…』

あ、またはにかむ…

綺麗な手で手招きされ、柏木のデスクに近づく

『毎日、お前は飽きないのか?』
「柏木さんに?こんな贅沢な事ありませんよ?」
『贅沢って…はは』
「柏木さんは……飽きちゃうんですか?」
『そ、そんなわけあるか!俺だってお前とこおして忙しい中二人になれるのは、その、…』
「その?」
『いや…。今日は冷えるな。』
わざとらし過ぎる話の逸らし方

「……言ってくんなきゃ、もう来ません。」

いつも冷静沈着なあなただから

『えっそ、それは…』

困ったところもみてみたくて

「それともーほんとにー飽きちゃったの?」

たまにはいじわるさせて下さい

『おまっ////…こっちこい。』

デスクを挟んで向かい合っていたので自分が座る椅子に呼ぶ柏木

『いいか。俺はあんまりこんな事言わないが、よく聞け。』
「はい。」
『お前は俺のものだ。俺は自分のものは一生手放さない気持ちで手に入れている。だから、お前も。』
「はい…」
『一生離さない。一生ついてこい。』


「はいっ/////ふふっ////」

『あっΣ笑ったな!』

「だって、プロポーズみたいで、なんか(笑)」

『こ、こんなキャラじゃないんだから仕方ないだろっも、もう忘れろ!な?///』

「無理ですよ(笑)素敵過ぎて。」

『はぁ…仕事しよ…』

半ば諦めながらデスクに向きなおす彼に私の精一杯の気持ち

頬にキスをした。


仕事中だぞっ!

と慌てる普段とは違う柏木さんを見れた私は幸せを感じながら笑った



あなたのすべてがいとおしくてーーーー

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