どりーむ(短編)
□俺だって...
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マルコ『おい』
ビクッ
俺が話しかけると
急いで涙をふく
りるみ『マ、マルコ隊長』
マルコ『また泣いてたのかよ』
りるみ『あの馬鹿私を置いて先に逝っちゃったんです。ほんと罪な男で マルコ『..我慢するなよい』
りるみ『え?』
マルコ『人前で我慢しすぎなんだよい。ちょっとくらい甘えたらどうなんだよい。』
りるみ『...ううっ...あ、あの馬鹿...帰ってきたら....言うつもりだったんです....』泣
マルコ『なにをだよい?』
きっと聞かないほうが良かっただろう
りるみ『お腹にいるんです。エースとの子供』泣
マルコ『え?まさかりるみ妊娠してたのかよい?!』
りるみ『お腹にいるんです。エースの子が...なのに!!』泣
マルコ『......すまねぇ...連れて帰ってこれねぇで...』
りるみ『マルゴだいぢょうは...わるぐないでずっ......エースはエースらじい逝ぎがだをじまじた....大事な弟を守っで...』泣
ギュッ
マルコ『...俺じゃ駄目かねィ』
あーあ
りるみ『え?』
困らせるだけって
マルコ『俺じゃあエースの代わりになれないかねィ?』
分かってるのにねィ...
りるみ『マルコ...隊長...』
りるみ『...ごめんなさい....私はエースを一生 マルコ『バーカ』
マルコはりるみから手を話し背を向ける
マルコ『今のは家族っていみでだよい...もう親父が居なくても...エースが居なくても....俺たちは家族....だろィ?違うのかねィ?』
りるみ『...!!はい..がぞぐでず』泣
マルコ『なら俺はりるみとエースとりるみの子を守るよい...』
エース...すまねぇ...助けてやれなくて
エースこいつお前に超一途だよい
羨ましいくらい
ライバルは目の前にいないのに
俺だって...こんなに好きなのに
勝てねぇーよい
End