どりーむ(短編)

□俺だって...
2ページ/3ページ


マルコ『おい』

ビクッ

俺が話しかけると
急いで涙をふく

りるみ『マ、マルコ隊長』

マルコ『また泣いてたのかよ』



りるみ『あの馬鹿私を置いて先に逝っちゃったんです。ほんと罪な男で マルコ『..我慢するなよい』

りるみ『え?』



マルコ『人前で我慢しすぎなんだよい。ちょっとくらい甘えたらどうなんだよい。』

りるみ『...ううっ...あ、あの馬鹿...帰ってきたら....言うつもりだったんです....』泣

マルコ『なにをだよい?』


きっと聞かないほうが良かっただろう







りるみ『お腹にいるんです。エースとの子供』泣


マルコ『え?まさかりるみ妊娠してたのかよい?!』

りるみ『お腹にいるんです。エースの子が...なのに!!』泣

マルコ『......すまねぇ...連れて帰ってこれねぇで...』

りるみ『マルゴだいぢょうは...わるぐないでずっ......エースはエースらじい逝ぎがだをじまじた....大事な弟を守っで...』泣


ギュッ

マルコ『...俺じゃ駄目かねィ』

あーあ


りるみ『え?』


困らせるだけって


マルコ『俺じゃあエースの代わりになれないかねィ?』


分かってるのにねィ...


りるみ『マルコ...隊長...』





りるみ『...ごめんなさい....私はエースを一生 マルコ『バーカ』

マルコはりるみから手を話し背を向ける

マルコ『今のは家族っていみでだよい...もう親父が居なくても...エースが居なくても....俺たちは家族....だろィ?違うのかねィ?』

りるみ『...!!はい..がぞぐでず』泣

マルコ『なら俺はりるみとエースとりるみの子を守るよい...』


エース...すまねぇ...助けてやれなくて
エースこいつお前に超一途だよい
羨ましいくらい


ライバルは目の前にいないのに
俺だって...こんなに好きなのに

勝てねぇーよい


End
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ