どりーむ(短編)
□好き?(1)
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私は彼の部活が終わるのを待っていた
黒子『あ、山本さんこんにちわ』
りるみ『こんにちわ!むっくんは?』
黒子『え?紫原くんなら帰りましたよ?』
え?
黒子『新作のお菓子がどうとか』
聞いてない
りるみ『そ、そっかああありがと!じゃあね!』
黒子『もう遅いですし送って』いくのだよ』
?
黒子『緑間くん』
緑間『仮にも女子なんだ俺が送っていく』
黒子『あ、はいお願いします』
いや待って?
え?
私の意見は???
緑間りるみ『.....』
沈黙が続く
緑間『久々なのだよ』
りるみ『...だね』
そう
私の今隣にいる緑間真太郎は
元カレなのだ...
緑間『元気だったか?』
りるみ『うん...』
私は真太郎と付き合っていた
別れてから2ヶ月
フッたのは私...
真太郎のバスケを見に行って
私は
むっくんに惚れてしまった...
それで私は真太郎をフッて
むっくんに告白して
OKをもらって1ヶ月...
りるみ『真太郎も元気そうだね』
真太郎『...元気そうに見えるか?』
ドクン
...そんな悲しい顔しないで
緑間『りるみ...』
ドクン
やめて...
りるみ『真太郎...』
チュッ
そうこの時気付けば良かった
いや、気付かなくて良かった?
それすら分からない...