【Not Joke】
□La Vita Felice
1ページ/3ページ
「まさかあの教皇さまがねぇ…」
「でも、考えてみたらおかしかったよな。
だって、何だかんだいって悪魔を奉ってた訳だからさ」
「魔剣教団…だっけ」
「俺は、他の奴等と違ってこうなることが分かってたぜ?」
「世界を救ったとかいっても、あくまで悪魔だろ。
…ウケたか?」
「アイツらのせいで、たくさんの人が死んだ。
あたしの家族だって…」
「確かに、フォルトゥナの惨劇は、魔剣教団によりもたらされました。
しかし、その元凶は、他ならない悪魔なのです」
「全ての悪魔は、存在することそのものが、これ以上とない害悪だ!
フォルトゥナの惨劇が、それを物語っているだろう!」
「噂によれば、魔剣士スパーダには、息子がいるとか…」
「いても大昔の話でしょ?」
「からかってるのか?とっくに死んでるんだろ」
「いいや、まだ生きてる。
確か名前は…」
「ダンテ」