異端
「愛してる、なんてもういらない」
泣き出した君の姿が見えるo
その茶色い髪をなでようとすれば、
払いのけられた僕の手o
君は泣いたo
それが僕を愛してる証拠o
涙の数が愛と同じ数なら、
きっと世界は愛に溺れてるo
その夢面(みなも)に映るのは
常世夢幻の幸せな「ゆめ」o
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