藍色の蝶

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小さい頃に僕達は
約束をしたのを君は
覚えているかな。



桜の木の下で
小指を絡ませて
微笑み合った時の
君の笑顔が
何十年経っても
忘れられないよ…。


だから、
僕は何をしてでも

この約束を
この誓いを――


守り抜いて見せる。






君が何度忘れたって、
僕が何度でも思い出させる。
それが、無理だと云うなら…














もう一度“約束”しよう。
君と僕の
“秘密の約束”をね。






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