あなたがいるから…

□BLEAVE
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「大丈夫だ」
あなたはそう言った。その言葉を信じられる。

ただならぬ雰囲気の真っ暗なへや、鼻をついた血の臭い…、無気力な目で見つめる右手左足を失くした
少年…、言葉を発し動く大きな鎧…。
初めてそれらを目にした時、正直とても怖かった。今、思い出してもぞっとする…。
だから…
「あの子らが母親を錬成しようとした気持ちが、今ならわかるような気がするよ。」
その言葉があなたの口からこぼれた時、誰かに心臓をつかまれた様な、そんな気分だった。

あなたの目的を阻むもの。私はあなたをそれから守りきる自信がある。
でも、それがあなた自身だった場合、きっとその自信は大きく揺らいでしまう。

…もしかして、私の最大の敵はあなたなのかもしれませんね。


どうか、どうか、あなたの目的を見失わないでください。
まっすぐ前を向いて目的を果たしてください。

そのために私は『ここ』に居るのだから…。

「大丈夫だ」
あなたはそう言った。その言葉を信じている。

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