*poem*

□蜃気楼
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強要と放置
…苦痛

訳の判らない
苛立ちの空気

幼い乍らに吐き気を抑え
逃避を覚えた

逃避出来ない現実とか
重い言葉や
振る舞いに

耐えるしか無かった。


同情の心地好さと
痕、
残らない空虚感を
覚えた。


脳裏に刻まれた
赤い記憶は
無意識を許さない。

何でも無い言葉で
…溢れて
止まらない。

だから
受話器越しに
必死に嗚咽抑えたよ

最低な貴方でも
愛したよ

だけど、
全部殺した自分を
造り出したから…

まだ私
足りないんだ。




全然欲の居場所がない

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