*poem*

□刻印
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暗闇の中
感じられるだけの
体温を

いつ迄も
しっかり
握り締めて
居たかったのに

…幻想だった?

腕を伝う
血の緋よりも

醜い色で
染まった
気持ちなんか
誰にも判った
振りされたくは
無いから


消え去りたく成る
瞬間、

実は
多分
幸せだった

…私の為なんかに
嘘吐いてくれて
…「有難う」


其れだけで…、
良いよ


星の瞬きみたぃな
一瞬の夢でも



この身体に
しっかり

…刻んだから

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