*poem*

□埼京線-新宿行
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逃げ場所を
作るのは
容易かった。

でも、
自分の黒さを
嫌でも
認識させられて

本来の居場所からも
気持ちからも
失踪して居る
あたしに

居場所なんか無いと
思い知らされます。


淋しさを
抱かれて
やり過ごすのは、

後に押し寄せる
虚しさを想うと
泣けてくるから。

貴方に
…逢いたくても。

費を作るのは
腐った方法で

こんなあたしが
貴方と交わるには
堕ち過ぎちゃったんだね


それでも
心から
こう望む
あたしは、

何処迄
我が儘でしょうか

きっと
息をするのさえ
罪な位。






「…愛を下さい…」

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