*poem*

□極
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一瞬の希望と
刹那の絶望

天高く縋る様に
延ばした腕は

焼け爛れ
崩れて
仕舞うもの

夢見ることなんか
一種の精神安定剤で

期待した分だけ
切り刻まれていく


何処を見てるの?
何処を目指すの?


喉を鳴らす振動位で
泣く
あなたを

殺して
やりたかった


雨は降り続くの
枯れた大地を
癒す為じゃない

もう一度枯れる痛みを
倍にさせる為


揺り籠
を叩き壊せ

夢見る少女を
破瓜させちまえ

奇跡に
縋るが良い



あたしは
破壊を司る者

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