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□宮地を焦らす
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※年違いの幼なじみっていいですねという妄想。でっていう。
×××
清志の手首を押さえ、膝立ちして三十分以上はキスを続けてる。明らかに私が優勢なのは確実だし、清志は焦らされまくってへろへろ。目とかうるうるしちゃって、すっごい可愛い。口を離す度に早く早くとせがまれても、ここまでスルーしてキスとちょっとした愛撫で粘ってきた。
「ん……、はぁ」
「……麻野さん」
「ん?」
「もう、止めて下さ、い」
「ん、駄目」
いつも受けでヤッてるんだけど、清志が軽く浮気したから清志のお茶に媚薬を仕込んだ。形勢逆転、成功。真っ赤ではぁはぁしてる清志を観察するのはとても楽しい。少し動くと、ベッドがギィと鳴った。
「麻野さ、俺もう無理、んあぁっ」
「あんたが浮気したのが悪いんでしょ」
「それは違っ、ん」
身長191cmの清志に対して、私は176cm。バレーをやってるでもバスケをやってるでもなく、親がでかい訳でもない。私がチビだったら清志を押さえるなんて出来ないだろうけど、高身長が幸いした。
「じゃあなんでキスしてた訳」
「あれはあいつが……、告ってきたから」
「だから?」
「キスで諦めるって、あいつが、言うから」
「それで私に見せ付けると……。へぇ、そうなんだぁ」
スマホのカメラを起動し、構える。もちろん、全身が写るように。
パシャッ。
「麻野さ、ちょ」
「あはは、何?」
撮った写真を見せようとすると、清志はぎゅっと目を瞑った。その隙に唇を塞ぎ、下着越しに主張する先端を親指でぐりぐりと押す。情けない清志の嬌声は、私の口に吸い込まれた。
「謝りもしないで言い訳ばっかして。謝罪とかない訳?」
「あっ、は、んあ」
「返事が聞こえない」
「や、謝るか、ら。触んない、で下さ、ひぃ」
「やめないよ、罰なんだから。ほら、謝罪は?」
「麻野、さん」
「真結」
「……真結さん」
無理やり名前呼びにさせてみたら、ほっぺたを真っ赤にして「真結さん」って言う清志がまた可愛くて。
学校に迎えに行こうと、来賓用のスリッパを履いて三年生のフロアに向かった。夕日が差し込む教室というベタなシチュエーション。清志と女の子がキスしてた。清志は私に気付いたみたいだけど、キスは続行。女の子と別れた清志を自宅に連行した。
「ごめんなさ、い。すい、ません、でしたぁ……!」
「もう変な事しないでね」
「分かった、からぁ……」
「ん。イッていいよ」
刺激し続けると、やがて手の中に白い液体が放たれた。肩で大きく息をする清志に軽く口付けて首筋に顔をうずめると、力なく抱きしめてくれた。大分こたえてる。これに懲りてもうあんな事しなければいいんだけど。
「真結さん」
「ん?」
「……大好き」
「私も」
深く口付け、清志を巻き込んで背中から倒れる。押し倒されている格好で、もう一度キスをした。ねぇ、清志。早く続きしよっか。
×××
普段は安定のドSっぷりを発揮してくれる 宮地さん。← 受けの気持ちはいかがでしょうか? 甘いんだか甘くないんだかのギリギリを目指したつもりです。
疲れてる時って、無性に裏が書きたくなります^^ リクエストを下さった雪様、ありがとうございました!

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