リクエスト、献上、いただきもの

□自然な動作  一角×一護
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何か自然というか
何気ないというか
それは俺にとっては普通の動作


今日は恋次の誘いで夕食を皆で食べに行くことになったのだが中々に凄いメンツになった。
というのも、隊長・副隊長がほぼ全員揃っているのだ。
そんな訳で、大人数になってしまい、飲み屋を貸しきって宴会になってしまっている。
少し前に、一護の隣に座るのは!と言い争っていたが、結局いつもの通り、一護の隣には恋人である一角と弓親が座ることになった。




「一護、これは食っても平気だぞ。」



「ん。」



先ほどから繰り広げられてる光景だが、一護は御浸しや御汁は食べるが他のものには手を付けず、一角が「いい」と言ったものしか食べないのだ。
それを当然二人は自然に行い、弓親も慣れているのか偶に一護に薦めている。
その光景を見て恋次や修兵、乱菊なども一護に料理を薦めたが、一角に「これはいい」「これは駄目」と選別されてしまった。




「なぁ、一護。何で一角さんがOK出したもんしか食わねぇの?」



いい加減気になって仕方がなかったのか、恋次は一護に疑問をぶつける。



「ん〜?」



お茶を口に含んでいたため気のない声だったが、恋次が気にせず答えを待った。
因みに一角は、一護は食べる予定の魚の小骨取りに余念がない。



「一護君が卵アレルギーを持っているからだよ。」



一護が中々口の中の物を飲み込めなかったため、それを見た弓親が代わりに答えた。



「正確には鶏卵アレルギーだ。」



小骨を取り終えた一角が弓親の言葉を補うように続ける。
一護はお茶が気管に入ったらしく、軽く咽ている。
それを一角が自然な動作で背中を撫でて落ち着かせる。



「あ、ありがと・・・。」



「気を付けろよ。」




二人の様子を見て、恋次たちは疎外感を感じ、「入り込めない!」と悔しがっていた。
それを弓親は冷めた目で傍観していた。




     <END>




後書き
あれ?何か無理やり終わらせた感が強い・・・。

さり気無い優しさってどんなでしょう?
これじゃ一角世話焼きさんだし・・・。
あっれ〜?

まどか様、如何でしょうか?
駄目駄目ですか・・・?(ビクビク)

まどか様のみお持ち帰り・返品可です!!

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