お話し。

□微笑みに隠された。(微裏)
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※学パロ


雨が止まない六月。
もう少しで期末試験が始まるから緊張感でいっぱい。
そんなわたしには可愛い彼女がいる。

「まどかーまどかー!」
『なっちゃーん!』
「帰ろー!」
『あ……傘忘れちゃったー。」
「相合傘する?」
『うんっ!』

松岡菜摘。なっちゃん。
同じクラスでいつも一緒にいる。

一つ傘の下で二人の肩がぶつかる。
もどかしさを感じて二人で笑ったり、そんな毎日が楽しくて仕方が無かった。

「まどかー、どっか寄らない?」
『いいよー!』

行きつけの雑貨屋さんに行く。
そこには可愛らしい雑貨がたくさんあって時間が経つのも楽しいくらいだ。

「これ!可愛くない?」
『お揃いじゃん!いいね!』
「一緒につけよー!」

お揃いのキーホルダーを買ってなつが私の家に来たいと言い出すから私の家に向かうことにした。

「まどかー、泊まっていい?」
『ん?いいよー?』
「やったー!』

そんな他愛もない会話をしていたら知らぬ間に時間が経つ。

『寝よっか?』
「えー」
『じゃあ…』

優しくなつの頬っぺたにキスを落とす。
なつは嬉しそうに布団を頭まで被った。
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