お話し。
□甘い恋を。
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さっしーが出してくれたコーラを一口。
さっしーと他愛もない会話をしながら時間が過ぎる。
『さっしー……』
「ん?」
『眠い…』
「あら、…寝る?」
さっしーが指差したその先は…
膝。
『えっ?いいの?』
さっしーからそんなこと聞いてくれるなんて思ってなくて思わず聞き返した。
さっしーは少し頬を赤らめながら、こくりと小さく頷いた。
『ふふっ、やったー!』
思わずそんな声を漏らしつつもさっしーの膝の上になつの頭を乗せる。
「ツナちゃん可愛い。」
そう呟いたらなつの頭に柔らかい手の感覚が伝わってきた。