DRR4203

□寂しいと死ぬらしいです
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*静正同棲してる設定です。


・・突然ですが、耳が生えました

信じられないかもしれないけれど
確かに耳が生えました、ウサギの耳らしきもの。

理由は分からないけれど
俺が朝起きたら既に生えていました

「何だ、これっ・・・耳が生えてる」

洗面台の鏡を見て驚愕している俺
何が何だか訳が解らない状態

ぴこぴこ、と耳が動いている
そして何故か尻尾までもが。

「正臣?朝からうるせぇぞ」

静雄が何事かと思いながら洗面所に入ってくる

「し、静雄さっ・・俺に、耳が!」

正臣の気が抜けたのか心ここに在らず状態で目に涙を溜めて此方を見ている、が。

可愛くて仕方がない。
うさ耳・・・正臣に似合うな
癒しだろっ・・・

「本当だな・・でも、似合ってんぞ」

「うー、こんなの似合っても嬉しくないですよ」

ぴこ、っと耳を垂れさせる

不意打ち。
可愛すぎて食べてしまいたい、抑えきれない

「正臣」

静雄が愛しの相手を呼ぶ。
それと同じタイミングで正臣の細い腕を掴み抱き寄せる

「し・・静雄さん・・?」

照れた様子で静雄を見つめ、無意識に静雄を煽るように今度は耳を少し立たせる

「・・可愛いな、喰ってやるよ」

「は?え・・」

正臣が言葉の続きを言う前に静雄は正臣の唇を奪い、唇の間から舌を入り込ませていく

「んっ・・しず、おさ・・」

「似合ってんぞ・・うさ耳」

少し惜しげに唇をはなす静雄

「あ、あの・・静雄さん・・」

「あ?何だよ正臣。」

正臣が耳を立たせ照れた真剣な顔で静雄を見上げる

「俺を、喰って・・くださ・・うぁあ!?」

言葉の途中で遮られた
目の前のバーテン服の青年に抱え上げられた

「正臣がそんな可愛いカッコで可愛いこと言うからよぉ・・褒美に喰ってやるよ。俺の可愛い正臣」

「・・・好きですよ、静雄さん」

顔を赤く染めている正臣はそう静雄に伝えたのだった


*あとがき
うさみみー!静正はうさみみだと!!
臨正はねこねこ!!以上!( *・ω・)ノ

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