DRR4203

□嘘つきは何とやら
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「静雄さんなんか大嫌いです!」

「あぁ?」

静雄さんが俺に向かってきょとんとした様なしかし怒った様な顔を見せる

「どういう事だ?嘘吐き正臣くんよぉ!」

静雄さんの手が俺の額に伸びてデコピンされる。衝撃の痛みだ

「いっ!ッーー・・・・!!」

「嘘吐いた罰だ」

にっこりと静雄さんが此方に向けて意地悪げに口端を上げて微笑んだ。これはイラつくぞ、仕返ししてやりたい。

「う、嘘じゃありませんもん」

「なら、身体に聞くまでだな」


長い間。


は?え?今何つった!?静雄さん何て言った?か、身体・・?
俺の身体が一瞬にしてかあっと熱くなる。そしていつの間にか足が浮いた

静雄に抱え上げられていた

「帰るぞ、正臣。」

「え!?うわぁぁ!!重いんで止めてください!」

「身体にたっぷり教え込んでやるよ」

ぞくり、と背筋が震えた。
静雄が正臣の背筋をあの綺麗な筋肉の付いた綺麗な指でなぞったのだ

「ひぁぅっ!?」

「イイ声じゃねぇか。そそられるぜ」

満足そうに此方を見る静雄だが俺は何故かもう既にビクビクと身体を震わせている。それに反応し静雄はニヤリと微笑んでヤル気満々だ。

これはヤバイ、と感じ正臣は嘘だと肯定することにした。

「あっ、しずお、さ・・ごめ、なさ・・嫌いって言うの嘘、です!」

「はっ、だろうよ」

静雄さんが俺の事はすべて見透かしているとでも言うように喉でくつくつと笑うとつかつかと歩き出す

「え、なら降ろしてくださ・・いよ」

「嫌だな。正臣を躾直す」

この時俺はすげー後悔した
嘘を吐くと罰が下ると言うことが

そしてこの後静雄さんの自宅に連れ込まれ朝まで意識の飛ぶまでヤられたのだった。





・・また、嘘つくか?

絶対・・・吐きません。

静雄さんにもう嘘は吐けません

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