▼リヴァエレ
□日々惚気。
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1.もしもリヴァイ兵長がエルヴィン団長に惚気たら
「報告書はこれで全部だ」
「ほう、なるほどな…。ところでリヴァイ」
「なんだ」
「この報告書なんだが…ここ。この最後のページ。これはなんだ?」
「なにって見てわかんねぇのかクソッタレ。エレンの可愛さについて纏め上げてあるだけだろうが」
「なるほど…しかし何故報告書に書く?」
「は?んなもん決まってんだろ?エレンの素晴らしさをまだ知らねえてめえに、エレンの魅力を伝えるためだ」
「あ、あぁ…」
「ちゃんと読め。特にココ。エレンはいつも寝言で俺の名前を呼ぶんだぞ、すっげぇ可愛いだろ?あと、俺の後ろを歩くとき犬みたいで」
「そうかそうか、よく解った」
「おいちゃんと聞けよ」
「エレンの魅力は痛いほどに伝わった。気遣いに感謝するよ」
「そうか。ならいい」
「…リヴァイ」
「なんだよ」
「書き直してきなさい」