10/19の日記

23:21
涸れた世界で
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本当に衝動的に
なにかを書きたくなった 否 書かなきゃいけないって感じた

から、いきなりですが一日一進腐。

さっきから涙が出そうで出ないこのもどかしい現状をどうにかしてください!
痛くないです。哀しくもないです。

それでもなんか 泣きたくなった


―――


それが何になるというわけでもなく。
ただ呼びたくて。


「エレン」


なんとなく呼んだだけ、その愛しい名前を。それがここにいるわけでもない。ただの自己満足だ。そんなこと解ってる。

でも、

そうしなきゃいけない気がして。


「エレン」


返事はない。そりゃそうだ。だってここにいるのは俺一人。
意識が朦朧として、今自分がどこにいるのか、立っているのか座っているのか息をしているのか、それすらも曖昧に。

会わなきゃいけない気がして。
でも、


「お前は、どこにいる」


目の前には、雲一つない蒼穹。風が吹く度にシャラシャラと周りから鳴る音は、たぶん木の葉が揺れた音。だからなんだ。
そんなことを理解できたところで、お前に会えるわけじゃない。それも解ってる。解ってる、つもり。解ってる、けど、それでも。



―――兵長、



振り向けばお前がそこで笑っているんじゃないかと、切に願った。


―――


世界でただ一人、って どんな感じでしょうね。
きっと今隣で煩く怒鳴るその人も、忌々しくて消えて欲しくて堪らないあの子も、優しく頭を撫でてくれる貴方も 恋しくて仕方なくなるのかな。

柄にもなくしんみりと。

さて、今日は誰に削がれに逝こうかな。

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