12/16の日記

22:48
夢のその先
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ここ半月程度で増えたわたくしめの進撃グッズでごさいまする^^


して、今月号の別マガの付録…そう、ドラマCD!!
もう何十回も聴いております うっふふふ

今日の進腐はドラマCDの続きです。
軽くネタバレ注意です。


―――


「ふぅ…素晴らしい、完璧だ」

…なんてな。
兵長に掃除を命じられて二時間程経過し、俺は部屋全体を見回した。今日はいつもより念入りに清掃したつもりだ。壁も床も天井も、ついでにベッドの下までも。普段見ない細部までキッチリ雑巾がけを施したのだ。今回こそは兵長に一発オーケーを貰えるだろうと、そう確信していた。
大きく伸びをしていると、背後からギィ…と扉の開く音が聞こえて背筋がゾッとした。

「へっ兵長!自室の清掃、完了しました!!」
「………」

――ああ、本日も三角巾とマスク装備の掃除兵団スタイルでのお勤め、ご苦労様です。
兵長は俺の顔を一瞥してから、部屋の中へと視線を投げ入れた。どうです、俺だって本気を出せばこのくらい余裕なんですからね!とばかりに胸を張って見せた。何故だか今日は真面目に掃除をしなくてはいけない気がしてならなかったのだ。
ふふん、と粋がる俺をもう一度見つめては、はあ、とまぁ盛大な溜め息をついた。
次に俺の耳に届いたのは、低く地を這いずるようにゆっくり小さく呟かれた声。

「…二時間かけてこれか……」

刹那、なんというか、いつものあの言葉が降り注いでくるわけで。

「全然なってない。全てやり直せ!」
「うっ…!」

そんな…あんまりだ…。
床に手を突きうなだれた俺を余所に兵長は説教をはじめた。

「いいかエレンよ、部屋というのはお前の脳みそ以上に隙間だらけだ。そして埃は、その隙間が……、…おいエレン、聞いているのか」
「…えっ!?あ、そのっ、」

すいません聞いてませんでした、なんて言えるわけもなく。その場でたじろぐだけの俺に舌打ちした兵長がツカツカと足音を立てて近づいてきた。そして、後頭部に手が回され強く前に引かれた。唇に当たる、柔らかい感触。

「―――ッ!?…っな、ななな!!?」
「てめぇ、集中できてねぇんならその脳みその隙間、俺で埋めるぞ」

なんという爆弾発言。俺の集中力は完全に途切れてしまった。
そのあとは、掃除に力が入らなかったのはまあ、言うまでもない。


―――


くっそこの二人いつになったら結婚するの。

文字数制限があああぁぁ

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