12/20の日記
23:19
輝け、小夜曲
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あかんwwwやる気が起きんwww
サイト内改造するぞーっ!て張り切ったのはいいんすけどね、いざやるとなると正直面倒くさい…
でもやらないと自分うるさいし…
あ、今日部活でクリスマス会やりました^^うふ
クッキー美味しかったですありがとうございました。
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口許に手をやり、はあっと白い息を吐き出すと、星の光る夜空に溶けて消えていった。
今日は12月24日、そう。クリスマスイブというやつだ。街にはカップルが溢れかえり、商店街はイルミネーションで飾り付けられ煌びやかに光り輝く。恋人同士で静かな一夜を過ごす者も決して少なくはないだろう。勿論、リヴァイもそのつもりだった。
だからエレンが家に同期のヤツらを連れてきたときは流石に驚いた。
テーブルの上には様々な料理が並べられ、その真ん中には定番のクリスマスケーキ。それらを取り囲むようにエレンの友人たちが座って、騒いで、楽しんで。
いつの間にか自分の居場所をなくしてしまったように感じたリヴァイは、一人ベランダへと逃げてきたわけだが。
「そんなとこいたら風邪引きますよ」
「エレン……」
ガラスの向こうからこちらへ出てきたエレンが片手に持っているのは長めのマフラー。それをリヴァイの首もとに巻くと、隣に立って寒いですね、と呟いた。
「あの…すいません、なんか」
「なにがだ?」
「いきなり大勢を連れてきてしまって…」
「…いや、」
問題はそこではないのだ。
ただ、静かな夜を二人きりで過ごしたかったのだ。二人で寄り添っていたかったのだ。毎年そうしてきたから。
自分といても楽しくなかったのだろうかと、リヴァイは不安だった。
「…お前と、二人きりで過ごせるもんかと思ってたから……」
「…すいません…俺も、です」
「お前から誘ったわけじゃないのか?」
「まさか」
「…そうか」
「安心した?」
「……ん、」
よかった、と呟いてマフラーを口許まで引き上げた。が、それはエレンの手によって阻止されてしまった。
「…おい、寒いだろ」
「じゃあ俺があっためてあげます」
「は、…ん……っ」
「……リヴァイさん、お誕生日おめでとうございます」
聖なる夜に重なる、二人の影。
この世で最も愛しい人に、最高のプレゼントを。
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いつもながらにgdgdでございます。
今回も文字数制限がやばいのでこれで失礼します
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