♪Main♪

□夏祭りの魔法
2ページ/7ページ

お祭り当日






「みんな気合は入ってるかー!!」
「おー!」
「着替えるぞー!!」
「おー!」
「魔法はなしだぞー!」
「おー!」
「よしやるぞー!」
「おーーーー!!!!!!!!!!」



お祭りといえば〜?

浴衣だよね!

今年もマジョリカが下駄を買ってくれたんだ!
浴衣は前と同じ、はづきの手作りだよ!
今風の浴衣ってつくるの難しいわね。へんになっちゃったわってはづきは困り顔だったけど

ぜーんぜん綺麗でハナびっくりだよ!

お稽古とかで忙しそうなのに。
ありがとうはづき



「へえ〜どれみ似合ってるね!赤い浴衣〜!」
「ありがとうハナちゃん!ハナちゃんも浴衣と下駄、すっごい似合ってるよ!」
「ありがとどれみ!!」


みんな髪の毛の色と同じ色の浴衣を着て高校生だからかな、いつもよりすっごく綺麗に見える!


「あ、もうすぐ小竹達くるって」
「ランくーん!こっちダヨ!」


MAHO堂には続々と待ち合わせてたみんなが集まってくる。


「よぉ。浴衣じゃん。」
「どうよ!結構にあってるっしょ?」
「まあ、馬子にも衣裳なんじゃね〜?」
「なにおう!!」

あーあー。
またやってるよどれみと小竹君。
二人とも素直じゃないねぇ

はづきと矢田君なんか二人で顔赤くしてさ。
矢田君が褒めたんだろうね、はづきの浴衣。


「なんやねん。もうカップルだらけやんか〜」
「いいじゃない!私たちは独り身同士、楽しみましょう!初めからカップルを楽しませようって始まったんだから」
「それもそやな。ハナちゃん?そーゆーわけやからはぐれたあかんで!魔法もなし!ええな?」
「わかってるよー!ハナ、もう小学生でも幼稚園生でもないし!」
「よし!」


みんなで浴衣のままぞろぞろと移動。
何人かでいるのに、はたから見たら全員別々に見えるんじゃないってくらいくっついちゃってる。

ハナも彼氏ほしーなーなんてーー


ハナはまだいらないもん!ほんとは幼稚園生だもんね!



お祭り会場に近づくにつれて、屋台がたくさん出てくる。


たこやき、わたあめ、金魚すくい、

山車

あめ細工…

風車…

輪投げ…




なんだろう。

なーんか思い出しそうなんだよね



うーーーーーーーーーーーーん・・・
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ