short novel

□力がバレる?![下]
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じい様が云うやいなや、俺たちの前に十二神将が勢揃いで現れた。
他の人にも見えるようにか、神気が強まっている。
そのせいか、肌が刺すように痛い。
観戦していた陰陽生・天文学生・歴学生の数人は、立って入れなくなったらしい。
地べたに座り込んでいる。
他にも、目を回したのがいるようだが・・・。

十二神将たちは、それぞれの力が強い順に並んだ。

といっても、青龍は不機嫌。天空は傍観維持。
多分、命令で仕方なく降りてきたのだろう。

「ほれ、紅蓮も来なさい。(←小声」

「・・・はいはい。」

もっくんは、瞬きにも満たない間に紅蓮へと変貌し、神気を強めた。

「力の配分は、右から左への順です。


さて十二神将たち。誰かやりたいものはおらんか?」

急に言われて、即答する者がいる「やらせて!晴明!!」・・・いた。
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