うたプリ夢
□先輩らしく!
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今日はシャイニー社長に言われていたマスターコースに来る後輩と対面する日。
私は真っ白なワンピースに身を包み、ロビーでまっていたのだけれど…
『きゃー!蘭!酷い!紅茶こぼすなんて―!』
「あ?悪かったな」
『悪かったな。で済むなら警察はいらないの!白いからシミになっちゃうー…』
「だったら早く洗ってきたら?もう手遅れかもだけど」
『藍…酷いね。じゃーちょっと出てきます…』
ううう…
こんなんじゃ後輩に威厳というものを見せれない!
ダメダメ!落ち込んでちゃ!
先輩であるこの私、相楽夢!
精いっぱい後輩の面倒をみます!
「これが…プロ」
一方、夢がいなくなったロビーではすでに後輩であるST☆RISHと先輩である嶺二・蘭丸・藍が出会っていた。
「あと一人、君の先輩がいるんだけどねー」
「私のですか?!」
「そ、ただ今席を外しててー…」
『遅くなりましたー!』
「お、来た来た!ゆめちー遅いよー」
『蘭に紅茶こぼされたからね。シミがとれなくて苦戦してたらこんな時間になってたのよ』
「あなたが私の先輩ですか…?」
『初めまして。私がマスターコースであなたを指導していきます。相楽夢です』