幻の7人目

□青色の髪のガングロ少年@
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−さつきSide−

私が瑠姫ちゃんに会いに行った時はフードをかぶっていた。

…まるで知っている人に顔を知られないようにしている感じだった。

大ちゃんが来た時にはもう怒っていたみたいだけど…。

『言い訳があるなら聞くけど?
…まぁ、変な言い訳だったら大輝のこと嫌いになっちゃうから。』

「なっ…!?」

大ちゃんは焦っていた。

だって瑠姫ちゃんのこと好きだもんね…。

瑠姫ちゃんは自分のことに関して鈍感だから気づいていないみたいだけど…。

「…青峰君でも瑠姫さんには勝てないようですね。」

テツ君はポツリと言った。

背が高い人も驚いているみたい。

瑠姫ちゃんと大ちゃんの身長差で瑠姫ちゃんは上目遣いになっているのを本人は気づいていない。

ほとんどのみんなはそれで惚れちゃってると思う…。

…だって、キセキの世代のみんなが瑠姫ちゃんのこと好きだったんだもん。

あ。テツ君はよくわかんないけど…。

本人は気づいてないみたいだし。
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