幻の7人目
□青色の髪のガングロ少年@
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しばらくすると、1人の男子がやってきた。
『テツ。さつきをお願いね。』
私は近づいてくる男子を待った。
「なんだよ。いきなり呼び出して。」
『心辺りはないの?大輝。』
私は大輝に近づいていく。
「あぁ?…ってさつき!?」
大輝はさつきがいることに驚いていた。
さっきまで平然としていた大輝の顔に冷汗がでていた。
『…大輝。さつきを泣かせたらダメって言ったよね?』
「そ、それは…。」
私が一歩進むと大輝は一歩下がった。
『それに、カッとなって怒鳴ったあげくにさつきにブスって言ったんだって?』
「そ、それはなりゆきっつーか…。」
『なりゆきでブスって言うの?』
「え…と…。」
いつの間にか大輝の身体は壁に当たっていた。