幻の7人目
□青色の髪のガングロ少年A
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今日は朝から嫌な感じがする…。
私はいつもより深くフードをかぶった。
今の所は何もなくて無事に部活が終わろうとしていた。
このまま何も起こらなければいいけど…。
「じゃあ、今日はここまでね!
解散!!」
リコ先輩はそういうとまたどこかへ行こうとしていた。
一体、何があったのかな…?
「えっと…あなたは…?」
リコ先輩は体育館の入口で止まっていた。
…誰か来たのかな?
「…ここに神崎瑠姫いるよな?」
『!!』
この声…!
私はとっさに近くにいたたーくんの後ろに隠れた。
「リュウ?」
あいつのことだから何を言い出すかわからない…!
私はいつもよりフードを深くかぶる。
「まだ帰ってねぇだろ。」
「!あいつ昨日の…!」
どんどん声が近づいてくる。
…もうばれちゃうのかな…。