幻の7人目
□紫色の髪のおかし少年
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真太郎が来て数日がたつ。
…でも、まだフードははずしていない。
もう少し…。
この人達の強さがわかるまで…。
「瑠姫さんどうかしましたか?」
『ううん。なんでもない。』
今、私は部活のみんなと一緒に歩いている。
どこかに行くみたいだけど、どこにいくのかは知らない。
「カントク、主将。一体どこにいくんだ…ですか?」
「ついてからのお楽しみよ。」
リコ先輩はスキップしていた。
「…お前ら…気をつけろよ…。」
日向先輩の顔色が良くなかった。
…体調悪いのかな?
『あの…先輩。』
「ん?どうした神崎。」
『体調が悪いんですか…?
顔色が良くないですけど…。』
「あー…。大丈夫だ。」
そういってるけど、悪そうに見える。
大丈夫なのかな…。
「さぁ、着いたわよ!」
リコ先輩が連れてきた場所は…