幻の7人目
□黄瀬再び
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「今日はここまで!」
初めて練習に参加してから2日が立った。
時々、練習に参加している。
『テツー。ほら早く起きて。』
リコ先輩にメニューの追加をしたり提案をしたりすると、テツの体力が持たないみたいでいつも倒れている。
テツももっと体力をつけないとね…。
「おい、黒子大丈夫かよ…。」
『んー…。少しすればなんとかなると思うけど…。』
たーくんも少し心配そうに見ている。
まぁ、たーくんとテツは光と影だからね。
お互いを気にしてしまうもの。
私はテツが休憩している間に片付けを始めた。
テツのことはたーくんが見てると思うし…。
片付けを終えてもう一度テツの方へ行った。
『もう大丈夫?』
「はい。なんとか大丈夫です。」
まだ疲れているみたいだけど、さっきよりはいいみたい。
テツは起き上がって水を飲んでいた。
たーくんはというとシュートの練習をしていた。
ガツッ
「まただめかよ…。」
何度やっても上手くいかないみたい…。