幻の7人目

□対戦
1ページ/3ページ

私達はそのままコートにやってきた。

思った通り、コートを使っている人はいなかった。

私は荷物を置いてコートの中に入った。

『誰から来る?』

「俺から行くぜ。」

たーくんがコートの中に入ってきた。

まずはたーくんか…。

『先攻どうぞ。』

「今日こそ負けねーからな!」

私がボールを渡すとたーくんは走り出した。

***

「はぁ…はぁ…。」

すでにたーくんは息を切らしていた。

そろそろ限界かな…。

私はたーくんの横を通り過ぎてダンクを決めた。

「決まりですね。」

テツがそういうとたーくんは座った。

「つ、次はぜってー勝ってやる…!」

『楽しみにしてる。』

私はたーくんと拳を合わせた。

たーくんならもっと強くなる。

もしかしたらキセキの世代達と並ぶかもしれない。

「じゃあ次は俺っス…「おいおい何使ってんだよ。」

涼太の言葉がかき消されたと思ったら知らない男達が来た。

…ガラの悪い連中だな…。

ガラの悪そうな人達はコートの中に入ってくる。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ