幻の7人目
□怪我
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「準備はいいんだな?」
『もちろん。いつでもいいぜ。』
4対5で勝負だった。
たかが1人増えた所で結果はかわらない。
そして勝負が始まった…。
***
「はぁ…はぁ…。」
『もう終わり?』
相手は数分立った頃には息を切らしていた。
思ったよりも手ごたえがなかったな…。
「ま、まだだ…!」
負け時と頑張っているようだった。
諦めればいいのに…。
私はテツからボールをもらって走り出した。
「くそっ…!」
私がダンクしようとした時に相手がぶつかってきた。
『!?
たーくん…!』
私はとっさにボールをたーくんに渡した。
「リュウ…!」
ガツッ…!
私はぶつかってきた勢いでそのままゴールの柱にぶつかってしまった…。