幻の7人目

□黄色の髪のモデル少年
2ページ/10ページ

「そうですね。
…それより、そろそろ火神君を起こしたほうがいいかもしれませんね。」

私が前を見るとたーくんは眠っていた。

私が来る前から寝てたらしいしね…。

「火神君、いい加減起きて下さい。」

テツはたーくんの横腹を叩いた。

「って!!」

たーくんは痛さで起きた。

ちょうどいいタイミングで先生が教室に入って来た。

たーくんはしぶしぶ起きて授業が始まった…。

***

放課後、私は部活に行くため体育館へ向かった。

体育館に行くにつれて何やら騒がしい…。

ほとんどが女子の声しか聞こえない。

…まさかね。あいつが来ているはずがない。

私は嫌な感じがしつつ、体育館の中に入っていった。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ