幻の7人目
□黄色の髪のモデル少年
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「そうですね。
…それより、そろそろ火神君を起こしたほうがいいかもしれませんね。」
私が前を見るとたーくんは眠っていた。
私が来る前から寝てたらしいしね…。
「火神君、いい加減起きて下さい。」
テツはたーくんの横腹を叩いた。
「って!!」
たーくんは痛さで起きた。
ちょうどいいタイミングで先生が教室に入って来た。
たーくんはしぶしぶ起きて授業が始まった…。
***
放課後、私は部活に行くため体育館へ向かった。
体育館に行くにつれて何やら騒がしい…。
ほとんどが女子の声しか聞こえない。
…まさかね。あいつが来ているはずがない。
私は嫌な感じがしつつ、体育館の中に入っていった。