幻の7人目
□黄色の髪のモデル少年
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「リュウ。」
『たーくん、一体何の騒ぎ?』
「よくわかんねーけど、カントクの所にキセキの世代が来た。」
『!!』
…てことはあいつしかいない。
私は小さくため息をついた。
「いたー!姫っちー!」
前から知ってる声がした。
…やっぱり。
私は抱きしめられそうになったのをとっさに避けた。
「ひどいっスよ!久しぶりの再会なのに!」
『久しぶりっていっても卒業してからも会ったでしょ涼太。』
涼太は一応モデルもやっているから女子に人気だ。
試合の時は、女子達がうるさすぎてしょうがなかった…。
「でも、姫っちと会えないから寂しいんスよ〜。」
『知らない。』
私はリコ先輩の所へ行った。